《信用情報③》
【6月24日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=159円83銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:39,150.33(+15.57)
【6月22日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9563.0(-85)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.494(-0.124)
④金:2316.4(-37.4)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤80.73(-1.44)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1580円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : 1630円
※ニューヨーク為替引値(円)
159.79-159.82(0.89円安-0.89円安)
【6月23日:昨日の状況】
※国内銅建値1600円 (6月21日より+30円)
《信用情報③》
※なぜに執拗にこのネタを書き続けるかと言いますと、本件、
帝国データ社の信用情報には事業停止・自己破産とあります
が、『プランB(計画倒産)』ではないか?と思うのです。
※事業停止に至る経緯を予想してみます。
※ピーク時に売上67億円あったということは、毎月5億円以
上の売上(それに伴う仕入)があったということで、仮に全
て銅スクラップであれば、毎月500トン(単価1,000円/kgと
して)の取引があったことになります。
※但し「取引がある=利益がある・ではありません」、仮に
高値で荷物を仕入れ、それ以下の安値で荷物を売れば、利益
は貯まらないどころか赤字は膨らみます。
※1年1回の決算時に赤字決算をすると、忽ち金融機関は、貸
し出しを渋るので、期末の時点では絶対に黒字にする必要が
ある。
※ここで登場するのが「在庫評価の操作」であります。在庫
の評価方法については、一つ一つを数えられる製品在庫なら
まだしも、バラで置かれた銅スクラップの在庫評価など、山
になった状態で見たところで、絶対に評価できません。見て
わかりません。
※まして、期末の時点(期末最終日のある瞬間)の在庫評価
など、翌日以降も在庫の入出荷を繰り返しているので、外部
の人間が評価することは極めて困難です。
※つまり期末の在庫評価など、いくらでも鉛筆を舐めて操作
することができるのです。
※決算時の会社のバランスシートの在庫評価(仕訳:商品)
を操作し、金額を多めに(or少なめに)計上し、税務申告す
ることを粉飾決算と言います。
※実際には1億円しかない在庫を2億円としてしまえば、会社
の内容を良く見せることが可能です(裏を返すと2億円の在
庫を1億円とすれば会社の内容を悪く見せることも可能)。
※お金を借りる銀行には会社の内容をよく見せて借入を増や
していきます。
※何しろ毎月5億円以上の取引は実際にはあるわけですから、
銀行側は口座を見れば、毎月5億円の金の出入りを確認する
ことが出来ます(利益が出なくても、高値買いをして荷物を
集めれば、金だけは動く)。
※これが運転資金として大量の資金を使う、金属スクラップ
業(特に単価の高い銅系)の恐ろしいところです。
※A銀行だけでなく、B銀行、C銀行、D銀行と借入を増やし
ていけば、たちまち15億円くらいの借入が出来てしまいます。
※借入金がマックスまで増え切ったところで、「ちゃんと計
量したら、やっぱり、そんなに在庫がありませんでした〜」、
「15億円は返せないので自己破産します!」と言えば、『プ
ランB』 いっちょあがり〜!
以上、あくまで小生の妄想
(信用情報 おわり)
※雑線(ヤード持込):【6月23日現在】
【1】ワイヤーハーネス:600円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):580円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):510円前後
【4】雑線B :390-420円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上